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YAGA SUPPORT · 企画担当者向け

整理券運用マニュアル

設定から当日の受付、混雑・トラブル対応まで。来場者を確実に案内するための実務手順です。

対象:企画担当者・受付担当者受付端末:タブレット/PC推奨最終更新:2026年9月

1整理券の仕組み

ディズニーの「プライオリティパス」に近い、時間指定型の整理券です。来場者は指定時間帯に会場へ来て、QRコードで受付します。

運用で最も大切なこと

整理券を取得した来場者が、指定時間帯に来たのに入場できない状況を避けます。整理券は通常列を補助する仕組みと考え、最初は枠数を少なめに設定し、運用に余裕があることを確認してから後続枠や受付組数を追加してください。

整理券の容量は人数ではなく「グループ数」で確保されます。1組の最大人数 × 1枠の受入組数が、その枠で来場し得る最大人数です。すべてのグループが最大人数で来場しても、会場と受付が無理なく対応できる組数に設定してください。

企画
└─ 整理券の種類(1企画に複数作成可能)
   ├─ 10:00〜10:30|5組
   ├─ 10:30〜11:00|5組
   └─ 11:00〜11:30|5組
STEP 1種類と時間枠を選ぶ
STEP 2グループ人数を指定
STEP 3QR付き整理券を取得
STEP 4指定時間に会場へ
STEP 5QR受付後に入場
整理券は「待ち時間ゼロ」の保証ではありません。

指定時間帯に受付できる仕組みです。時間枠の開始直後には利用者が集中するため、短い待機列ができる場合があります。

2やがサポで設定できるもの

各項目の意味だけでなく、来場者への見え方と変更時の影響を確認してから保存します。

整理券名

必須

来場者が取得画面と券面で見る名称です。同じ企画に複数種類を作る場合は、内容の違いが分かる名前にします。

例
「研究室見学」「工作体験 Aコース」
注意
「整理券A」だけでは来場者が判別しにくくなります。

説明

任意

対象者、集合方法、参加方法、注意事項など、受付前に来場者へ理解してほしい内容を簡潔に記載します。

参加単位
グループで取得した場合に、何人が何回参加できるかを明記します。
記載例
AI鬼ごっこなら「1グループにつき1プレイ(1人)」なのか、「整理券を取得した人数分プレイできる」のかを明示します。
集合案内
「開始5分前までに11-21教室前へお越しください」
注意
長い説明や当日変わりやすい情報は、会場の掲示も併用します。

開催場所

必須

企画情報の place・placeRoom(例:11-21)を使うか、整理券専用の集合場所を個別入力します。

企画の場所
通常の開催教室と受付場所が同じ場合
個別入力
「11棟入口」「正門前」など集合場所が異なる場合

1組の最大人数

1〜10名

1枚の整理券で一緒に入場できる最大人数です。来場者はこの範囲で人数を指定します。

考え方
会場定員、体験設備、案内可能人数から決めます。
重要
時間枠の容量は「人数」ではなく「組数」です。

表示順

自動調整

同じ企画に複数の整理券があるとき、来場者へ表示する順番です。新規作成時は末尾が初期選択されます。

選択範囲
既存N件なら、新規は1〜N+1番目
例
一般向けを先、限定コースを後に表示

公開状態

重要

来場者が新しく整理券を取得できるかを制御します。種類と時間枠の両方が公開中のときに発券されます。

停止時
発行済み整理券の受付は継続できます。
使い分け
準備は「下書き」、一時的な停止は「一時停止」

開催日・開始/終了時刻

日別

時間枠を作る日の範囲です。初期値には、企画情報に登録されたその日の開催開始・終了時刻が入ります。

確認
準備時間ではなく、来場者を受け入れる時間を指定
2日目
開催日を切り替えると2日目の時刻へ更新

1枠の長さ

選択式

開始から終了までを同じ長さで分割します。現在は20分・30分・1時間から選択します。

20分
回転が早く、所要時間が安定した企画
30分
迷った場合の標準設定
1時間
長時間の体験や集合型の企画

1枠あたりの受入組数

組数

その時間枠で発行できる整理券の枚数です。1組4名でも1組として数えます。

例
5組 × 最大4名なら、理論上は最大20名
注意
実際の人数には幅があるため、最大人数だけで詰め込みません。

取得開始

分前

各時間枠の開始何分前から来場者が取得できるかを設定します。枠ごとの開始時刻を基準にします。

推奨初期値
60分前
例
12:00枠・60分前なら11:00から取得可能

時間枠の状態

枠ごと

特定の時間枠だけ発券を止めたいときに使います。種類全体を止める必要はありません。

公開中
残数があれば取得可能
一時停止
その枠の新規取得だけ停止
終了
その枠の運用を終了

作成前プレビュー

確認

一括作成される時間枠の時刻、枠数、各枠の組数、合計組数を保存前に確認します。

見る箇所
端数がないか、既存枠と重複しないか
途中停止
結果確認後、未作成の枠だけ再開できます。

公開状態の使い分け

下書き

未公開の準備状態。時間枠はまだ作成できません。

公開中

公開中の時間枠から来場者が整理券を取得できます。

一時停止

新規発券を停止。すでに発行した券の受付は続けます。

終了

運用終了後の状態。新規発券は行いません。

変更が反映される範囲

整理券名・場所・最大人数の変更は、変更後に新しく発行する券へ適用されます。発行済みの券面には、発行時点の名称・場所・人数が保持されます。

Yaga Supportの整理券種類設定画面
画面例:整理券の種類設定 企画の開催場所を利用するか個別入力するかを選び、最大人数と表示順をカウンターで設定します。画面構成は今後の更新で変わる場合があります。

3開場前にやること

担当者と端末の準備

権限の前提

整理券機能全体の有効化は「神」または「整理券管理者」が行います。有効化後の種類・時間枠の設定、QR/手動受付は、その企画に所属するメンバーであれば利用できます。

  1. 担当者の端末でやがサポへログインする。

    受付担当者全員が自分のアカウントでログインします。

  2. 対象企画に所属していることを確認する。

    所属していない場合は、企画共有コードから企画へ参加してもらいます。

  3. 「企画調整 → 整理券の設定・受付」を開く。

    種類・時間枠・受付画面へ進めることを、開場前に確認します。

  4. 受付端末のカメラ、通信、充電を確認する。

    ブラウザのカメラ権限を許可し、可能なら予備端末と充電器も用意します。

  5. QR受付とニックネーム受付を担当者全員で確認する。

    QRが使えない場合でも案内を止めないようにします。

初日の推奨設定

20〜30分1枠の長さ
4〜5組1枠あたりの受入数
60分前整理券の取得開始
余裕を残す実際の回転を見て後続枠を追加

初日は少なめの組数で始め、所要時間、無断キャンセル、通常列とのバランスを確認します。余裕がある場合は、後続の時間枠を追加するか、未発行分を考慮して受付組数を調整します。

「追加発行」ではなく、操作内容を明確にします。

新しい時間帯を増やす場合は「時間枠を追加」、同じ枠の受入数を増やす場合は「受付組数を増やす」と呼び分けてください。

Yaga Supportの時間枠一括作成画面
画面例:時間枠の一括作成 作成前に、右下のプレビューで枠数・各枠の時刻・組数・取得開始時刻を確認します。

4列と受付端末の置き方

廊下から見て「整理券を持っている人がどこへ行くか」が分かることを最優先にします。実際の避難経路・施設ルールを優先し、通路を塞がないでください。

A. 2つの列を作れる場合(推奨)
通常列整理券列受付端末

整理券列の先頭でQRを読み取り、表示人数を確認して会場へ案内します。混雑時は通常列と交互に案内します。

B. 整理券用の列を作れない場合
通常列整理券の待機位置受付端末

入口付近に端末と掲示を置き、整理券画面を見せている来場者へ担当者から声をかけます。入口そのものは塞ぎません。

配置するときの共通ルール

  • 「通常列」「整理券をお持ちの方」の掲示を、廊下から読める位置に出す。
  • 受付端末は入口の横に置き、入退場する人とぶつからない向きにする。
  • QR画面を第三者がのぞき込みにくい角度にし、受付後はすぐ次の人へ進んでもらう。
  • 列が避難経路、階段、近隣企画の入口を塞がないようにする。
  • 会場内担当と受付担当が、現在の受入可能人数を共有できるようにする。

5当日の受付方法

QRコードで受付する

  1. 対象企画の「時間枠・受付」を開く。
  2. 「受付する時間枠」を選ぶ。

    整理券名、日付、時刻、枠の状態を必ず確認します。

  3. 「QRカメラで受付を開始」を押す。

    端末のカメラを来場者の券面へ向けます。

  4. 画面に表示された整理券情報を確認する。

    対象企画・時間枠・未使用であることを確認します。

  5. 表示された人数を案内する。

    人数が変わった場合の対応は企画判断ですが、安全上の定員を優先します。

QRを読み取れない場合

  1. 画面の明るさ、カメラとの距離、レンズの汚れを確認する。
  2. 解決しなければ「ニックネームで手動受付」を開く。
  3. 来場者に取得時のニックネームを聞き、そのまま入力して検索する。
  4. 候補の整理券名、時間枠、人数を来場者と照合する。

    同名候補が複数ある場合は、確実に特定できるまで受付しません。

  5. 手動処理の理由を入力し、受付を確定する。
Yaga Supportの時間枠一覧と当日の受付画面
画面例:時間枠・当日の受付 左側で受付対象の時間枠を選び、整理券名・日時・発行状況を確認してからQRまたはニックネーム受付へ進みます。

6混雑時の運用

時間枠の開始直後には、整理券利用者が集中する可能性があります。整理券列に待ち時間が発生した場合も、取得済みの人が指定時間帯に入場できることを優先します。

状況対応
整理券列と通常列の両方がある整理券だけを連続して案内せず、通常列と交互に案内して公平感を保ちます。
整理券利用者が一度に来た時間枠と人数を確認し、短い整理券列で待ってもらいます。次の時間枠の人を混ぜないよう案内します。
会場内が想定より混雑した新規発券を「一時停止」し、発行済み券の人を優先して順に案内します。
余裕があり、後続の需要がある会場内の回転を確認して、後続の時間枠追加または受付組数の調整を検討します。
来場者の人数が券面と異なる企画の運用方針と会場定員に従います。表示人数を超える案内は慎重に判断します。
発行済みの整理券を置き去りにしない

混雑したからといって、取得済み整理券の受付まで止めないでください。「一時停止」は新規発券を止めるために使い、発行済み券は引き続き受付します。

7トラブル対応

困ったこと確認・対応
カメラを起動できないブラウザのカメラ権限を確認し、ページを再読み込みします。解決しなければ別端末またはニックネーム受付を使います。
QRを読み取れない明るさ・距離・レンズを確認し、改善しなければニックネームで照合します。
整理券が検索結果に出ない受付対象の種類・時間枠、日付、ニックネームを再確認します。別枠の券を誤って受付しないでください。
「使用済み」と表示される二重入場させず、使用済み券と監査履歴を確認します。必要なら責任者へ連絡します。
間違えて受付した「使用済み券・取消」から対象券を選び、具体的な理由を入力して使用を取り消します。
「権限がありません」と表示される正しいアカウントか、対象企画に所属しているかを確認します。未所属なら企画共有コードから参加します。
通信できない/結果が分からない同じ処理を連打せず、「処理結果を再確認」が表示される場合はそれを使います。復旧しなければ責任者へ連絡します。
時間枠を間違えて選んだ受付を始める前に正しい枠へ選び直します。受付済みの場合は履歴を確認し、必要に応じて取消します。

8終了時・当日チェックリスト

運用終了時

  • 未受付の整理券利用者が残っていないか確認する。
  • 残りの時間枠または整理券の種類を「終了」にする。
  • 誤受付・取消があった場合は監査履歴を確認する。
  • 翌日も開催する場合は、翌日の時間枠と取得開始時刻を確認する。

開場前チェックリスト

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